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2010~中古市場について

2010年からの中古市場
2009年の世界経済界を大きく揺るがすリーマンショック以降中古市場は活発化して行きました。2009年後半より熱い視線を浴びた中古市場、年末には投資目的の中古物件は品薄になり、居住目的の本当の意味での中古住宅が表に出てきました。
2010年からの中古市場は大変興深く、従来はなかった選択肢の一つとなり、ユーザーアンケートにも中古を視野に入れている割合が大変多くなっていきました。


その原因として、下のことがあげられます。

・低金利が追い風
・低価格・買い時感が広まる
・贈与税の非課税枠の充実

等があげられます。
ユーザーの中の心理として
「賢く、買いたい」など、自分の基準を明確にして、外の意見に惑わされなくなってきた層が増えてきています。新築の価格変動に比べ中古物件は比較的安定した価格動向を見せ、安定をほしがる現代人にはもってこいな物件だとも言えます。
また、即時即断型が大きく減少。住宅のことも勉強してくることが多く、売り手側への質問もピンポイントで繰るようです。
「過去の成約状況はどうですか?」
「このマンションの資産価値は5年後どうなりますか?過去、同等レベルのマンションの資産価値推移はどうでしたか?」
等です。安全な買い物をしたい購読層の表れでしょう。

 

また、固定マンションのピンポイント指名が増えているのも特徴です。
特定マンションのピンポイント氏名というのは、
「Aタワーの中古物件が出たら教えてください」
等、有名なタワー型マンションが増え、あの目立つマンションに住みたい!、 新築分譲価格では購入できないが、中古になったら購入したいという新しい層です。従来なら○○駅付近徒歩○分、など、立地条件に左右されがちな中古市場でしたが、建物自体の価値を考えているようです。

 

その他、築30年~40年のリノベーション物件の購入層もあります。設備、内装を最新式のものにするための費用に割合を置き、物件自体には安く購入する。耐震設備を導入して、内装を新しくしたら、新築と変わらない、そんな「本当は中古だけど、新築のような住まい、しかも安い」というお得感に魅かれて購読層が増えているようです。

さて、リノベーション物件について、次のページで詳しくお話しましょう。