一戸建て、マンション等不動産購入を考えるなら

 

 

 

2010~中古市場について

リノベーション物件とは?
リノベーションは既存の中古住宅に大幅な修繕を加えて建物の価値や利便性を向上させます。

住宅は経年とともに、時代にそぐわないものがどうしても出てきます。一昔前では必ず必要だったものが、現在では全く使用しなくなったものもあると思います。また、その時代ごとの必要とされる性能も違ってきます。耐震性、防火性、現在ではエネルギー節約のための環境対応性能等です。建て替えではなく、修繕をすることで新築同様の物件に生まれ変わることもしばしば。変更できないものもありますが、採光と、耐震性、家族の変化による間取りの変更など、専用のプランも多く出ており、古き物件が新しい物件に生まれ変わります。

さて、そのリノベーションですが、「掘り出し物件」から「新しくして住む」という価値観を業者も分かっているようで、家探しから手伝ってくる不動産屋が増えてきました。
リノベーションをしても変更できない部分
・眺め
・共有部分
・交通の便
・広さ

をクリアすれば後はリノベーション出来てしまうのです。
現代人の「こだわるところにはお金をかけて、それ以外は最低限でいい」という心理を巧みについた販売方法であり、なおかつ環境負荷も少なく、注目を集めています。

こだわるのはデザイン性、個性。

 

こさわり夫婦はリノベーションマンションを選択する

若い夫婦で、リノベーションマンションを視野に入れてご来店されたお客様。
多趣味で子どもはおらず、広さにもこだわりがありませんでした。
家族で住むなら○㎡以上という業界基準の数字にも「私たち家族にその広さは必要ない」と一蹴。自分のこだわるところをとにかくこだわれればいいというご夫婦でした。
結果、ご主人と奥様の希望通りのリノベーションマンションが出来上がり、大変喜んでました。

ご主人のこだわりは
・解放感と採光性
・好きなコレクションを飾る場所

奥様のこだわりは
・解放感かつ、デザイン性
・楽しく料理するための代替性のあるキッチンダイニング
・きちきちとしない、ラフな感覚でいられる空間

ということでした。
キッチンとリビングには続きの間にして、大きなテーブルを置き、リビングとキッチンを一緒。テーブルにもガス栓を配置し、テーブルの上でも料理できる。
テーブル自体には奥様の実家の古い木材を再利用することで、ガスの油に負けないテーブルに。

寝室には採光と、奥のスペースにご主人の趣味スペースを配置。ジャズコレクションや、プラモデルの制作など、一人になりたい時の書斎を作りました。
またリビングから入る奥の部屋はフリースペースを作り、将来子どもができた時の子ども部屋にすることにしました。
広さに関係なく、自分のこだわりを通したこのご夫妻のリノベーションは、大満足だったようです。